2003年8月から埼玉県小川町で議員をしています。(2期目です)所属は日本共産党です。活動日誌をごらん下さい。ホームページも合わせてご覧下さい。


by y_taeko

研修報告です

15日 は比企西部共産党議員団で毛呂山町にある埼玉県学校給食パン・米飯協同組合毛呂山工場と昨年の八月に竣工したばかりの学校給食センターを視察研修しました。
米飯は、各自治体とも毛呂山の工場から搬入されており、子どもたちの「食」を預かる施設について見ておきたいという要望が団の中で前々から出されていました。

協同組合毛呂山工場は、
昭和55年に米飯工場及びパン給食のデポとして出発。現在は財団法人埼玉県学校給食会から学校給食用米飯の委託加工の指定工場として平均1日精米量6,000kg.(7万5000食)の炊飯をおこなっています。
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対象は川越、所沢など埼玉県南西部(比企郡内ももちろんはいります)23市町村の小中学校(小学校211校)(中学校119校)給食センター(28センター)対象児童数は12万人です。
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まさしく「工場」。精米した状態で工場に運ばれ、保存タンク(統一米のみ。地場産米は袋のまま保存)、米をとぎ浸漬するためのタンクを経てご飯はガスでラインの上で1時間かけて炊き上げます。
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私たちがうかがったときは(10時半)すべて作業が終了(夜中から米を炊き始め10時前には搬出が終了しています)午後2時過ぎから返ってきた飯缶を洗浄、仕込みなどの作業が始まります。

米は統一米(埼玉県下で採れる米)と各自治体の地場産の米。
地場産の米はシールが貼られ当該自治体のみに供給されます。
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いずれにしても財団法人埼玉県学校給食会からの委託であるので工場は提供されたものを委託加工するだけであるとのことです。

統一米の地区(13地区)
入間、飯能、上福岡、三芳、大井、嵐山、越生、滑川、ときがわ、小川、毛呂山、鶴ヶ島

地場産米の地区(16地区で17種類)
川越米、坂戸米、狭山米(いるま野米)、吉見米、所沢米、川島米、日高米、鳩山米、小川米、東松山米、嵐山米、川本米、花園米、江南米、児玉米、滑川米 

小川町の場合はすべて地場産で賄えるだけの米の供給がなく時期によって統一米も利用しているということです。本多議員によると小川の場合は農協の買い入れ価格が低いので給食用として農家から提供する量が少ないとのこと。小川町産のおいしい米がもっと子どもたちに食べてもらえればいいと思いますが。

毛呂山町学校給食センターは
2006年8月、オール電化学校給食施設として竣工しました。
3500食が提供可能(現在の提供は児童生徒2900食、先生など含め計3000食)です。
就業者は調理部門19名(正規職員9名、パート10名)事務職2名、栄養士2名。配送ドライバー2名は業務委託。
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建築事業費は7億3153万円で落札。ランニングコストとして電気代は月平均155万円ということです。
経営は、民間活力導入(PFI方式)と従来型(起債)事業と比較検討した結果、行政が運営主体のセンター方式となりました。
衛生上の制約があり外側からのぞくだけですが、床もドライで清潔感あふれていました。
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丁度食器を変える時期にきていたこともありすべて強化磁器に変更したということです。
コストは、トレイはプラスチック(645円)ですが、フルーツ皿(275円)、深皿(350円)、スープ椀・ご飯茶碗(360円)。磁器食器1つ平均335円。
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15~20%破損があるということでしたが、2年間かけて先生にご指導をお願いし現在の破損率は5.5%。子どもたちも大切に扱っているということです。先割れスプーンからカバの木(強化木)の箸に替え、いわゆる「犬食い」がなくなったことや握り箸など「箸の使い方」の指導も出来、ご飯がとてもおいしく感じるようになったと磁器の食器と共に子どもたちに好評とのことです。「食育」を考えたとき食器も重要な役割を果たしていると思います。
センターを建設すると決まってから2年間という時間の余裕があったので各地を視察し研究する時間が十分ありましたと独自で学級運搬車を考案したり等、様々な工夫がされていました。
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ぜひknow-howを提供したいとご案内下さった吉田所長が胸をはっておられました。
なお太陽光発電については検討されたてが予算化はむずかしかった。ただオール電化なので接続は条件が整えば可能である。ごみ処理については粉砕機が洗浄室に設置されており粉砕後水分を取り集積後燃やしているということでした。

追加(1月20日)
19日のしんぶん赤旗でオール電化についての記事がありました。
毛呂山の給食センターは深夜電力を利用して温水器を利用しています。「環境にやさしい」というのは、うたい文句のようにはいかないようです。
by y_taeko | 2007-01-16 23:58 | 調査・研究