2003年8月から埼玉県小川町で議員をしています。(2期目です)所属は日本共産党です。活動日誌をごらん下さい。ホームページも合わせてご覧下さい。


by y_taeko

小川~白石車庫間のバス運行について

このところ高齢者の方からお電話をいただくことが増えています。
昨日(18日)は80を過ぎた女性の方からお電話を頂きました。後期高齢者医療制度について民報を見て「もう決まったことなんですか。」というご質問でした。「年寄りいじめですね。いつまでも年寄りが生きていたらいけない、早く死になさいということなんですねー」と淡々とおっしゃるのです。

そんな悲しいこといわないでください。
日本は先進国といわれていますが、いまや貧困率がその先進国の中で2番目に高いということです。生活保護が打ち切られ自殺者が出たり、餓死者が出たり、どんなに働いても貧困から抜け出せない。75歳を過ぎた高齢者が無年金で缶拾いをして生活を立てている国(NHKのワーキングプアという番組で放映されていました)は、先進国でも美しい国でもありません。格差社会をますます助長させるこの政治を大本から変えなければと本当に思います。

東秩父村の白石車庫行きのバスについては川越観光からイーグルバスに代わるということで運行時刻や料金などどう変わるのか心配される声があります。以前うかがったときに、国の許認可が下りるのは1月末で運行時刻や料金は大幅な変更はないものの詳細はまだ未定。2月になれば詳細がわかるということでしたが、役場に行く機会があり、担当の方にその後情報が入っているのか確認しました。
やはり、国の許認可はまだで時刻表などはできていないということですが、現時点でいえることは、
1、料金については従来どおり変わらない。
2、運行については現在15本であるが、12~13本になるであろう。小川町発の最終便は早くなるのではないか。
3、運行会社が変わったことで駅構内のバス待機場の中で時間調整が出来ないので今までどおりの発着時間とはならないのではないか。
4、バスを利用してもらい住民のみなさんの利便性がより高まるよう広報か回覧板で新しい発着時刻など知らせることを担当レベルでは検討している。
とのことでした。たくさんの方が利用しているわけではありません(いわゆる不採算路線)。将来的にはその存続も危ぶまれます。この路線に限らず他の路線でも定期バスが撤退することは考えられます。しかし、高齢化が進んでいけば、車を運転できる人ばかりではありません。交通手段の確保は大きな課題です。
by y_taeko | 2007-01-20 00:58 | 議員活動