2003年8月から埼玉県小川町で議員をしています。(2期目です)所属は日本共産党です。活動日誌をごらん下さい。ホームページも合わせてご覧下さい。


by y_taeko

比企郡町村議会議員研修がありました

8日、全員協議会のあと第一回ホンダ工場立地支援委員会が開かれ委員長からホンダ関連企業が4社小川町に進出することが決定したという報告がありました。
都市計画法上の用途変更や開発許可、建築確認など諸手続きが完了すると本格的な工事が始まります。町民のみなさんの大きな期待の声があります。
予定では新エンジン工場が2009年8月稼動となりますが、環境への負荷、今後起こりうる様々な問題については、党議員としてきちんと対応していかなければならないと思います。
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リリックで比企郡町村議会議長会主催で議員研修会がありました。講師は地方議会研究会代表、全国都道府県議会議長会 前議事調査部長の野村稔氏。「地方自治法と地方議員の役割について」と題して講演頂きました。
「事務方」として議員に一番身近におられた氏の豊富な知識と経験に基づいたお話には、うなづく点と反論するところと両面ありました。

「税の増収を多く期待できないので、『議員があれもやれ、これもやれ』と主張する時代は終わり、施策の優先順位を提言する時代になった。議員の政策提言は、例えば、議員から長になった時、直ちに実行できる内容でなければならない。」とのご意見でした。

確かに首長は限られた予算の中で事業を執行するわけで優先順位やその事業をやるかやらないか、直ちにやるのか、時間をかけて少しずつすすめていくのか、様々な方法や選択はあるでしょう。しかし、住民の代表として議員に課せられた役割は、出来そうなことだけ要望することではないと思います。たとえ予算上多大な出費をともなうものであっても多くの住民が実現を要望しその要望が住民の生活や福祉の向上につながり理のあるものであれば、実現を迫るし、どうやったら実現できるのか行政に知恵を出して欲しいと迫らなければなりません。先進地を視察して行政に提言するのも私たち議員の役割でしょう。
そしてその住民要望の実現に努力するのが行政の役割ではないかなーなどお話を伺いながら思いました。
もちろん議員としてまだまだ努力が足りないと襟を正すご提言も多々あり勉強になりました。
by y_taeko | 2007-02-11 16:41 | 講演を聞いて